12人の中学生を無事発見~奈良の山中で
2012年8月15日
by uk
中学生たちが無事で何よりでした。
引率した先生は項垂れていましたが、的確な判断をしたと村長は思っています。
間違えた道を引き返せば、この先生のミスは有耶無耶になったことでしょう。
でも、重い荷物を背負った中学生の体力を考えてビバークを選択した。
この段階で先生には大騒ぎになって批判されることが想像できたでしょう。
それでも、最大の目的である生徒の安全を考えて、自己保身に走らなかった。
リーダーとして的確な判断をしたこの先生に最大限の敬意を表したいと思います。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/mountain_accidents/?1344953007
奈良県東吉野村の「明神平」(標高1323メートル)付近で合宿中に連絡が取れなくなっていた私立上宮中学校(大阪市天王寺区)の山岳・アウトドア部員ら12人全員が無事発見されたことを受け、引率した松野正淳教諭(59)らが14日午後、同校で記者会見し「途中で道を間違った。大勢の方々に迷惑、心配を掛け非常に申し訳ない」と謝罪した。
松野教諭によると、13日午後、下山中に本来右折すべき道を誤って直進。道が細くなり、引き返そうとしたが、生徒も疲れていたため、重い荷物を持ったまま戻るのは危険と判断し、沢付近の岩場で一晩明かした。