たらい回し
2010年7月 6日
by uk
ハートピア故郷苑にご入居されるとき、
多くは病院のワーカーさんや福祉事務所のワーカーさんが関わります。
ところが、この連携プレーが最低です。
病院は1日でも早く退院して欲しいから
不利な情報を隠してでも入所させたがります。
お見合いの前の仲人さんの如くです。
福祉事務所のワーカーさんは緊急な事態が回避さえできれば、
その後のことまでは考えてくれません。
結局、その皺寄せは
ご入居者様をお預かりしている私どもに回って来るのです。
今朝も某区役所とお話をしましたが、
他の区役所への責任転嫁に終始していました。
では、何が原因なのでしょうか。
係長は、法律の矛盾と事務量の増大がその原因だと考えています。
水は自然に高いところから低いところに流れますが、
今の法律ではお金や人を低いところから高いところに
無理矢理運ぼうとしています。
それでは、どこかで矛盾が起きます。
法律を作ったからと言っても、
作っただけではオートマチックに動きません。
霞ヶ関の現役諸君の多くは
すでにテレビゲームの世代と言っても過言ではないでしょう。
現実はテレビゲームのように簡単には動かないことを
気付いて欲しいものです。