お料理通信

今日のお昼ご飯

2023年11月14日
by テツ子

急に寒くなりましたね((+_+))

先週、半袖半ズボンで過ごしていた息子たちも

さすがにトレーナーと長ズボンを選んでいました(^^;

朝晩ぐっと冷え込みますので、しっかり暖かくしましょうね!

それでは今日のお昼ご飯はこちら!

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【メニュー】

・チキンカレー

・福神漬け、らっきょう

・海藻サラダ

・野菜スープ

・手作りゼリー

【栄養価】

エネルギー 608kcal

タンパク質 17.1g

脂質 14.6g

塩分 3.4g

でした~\(^o^)/

以前は、2か月に一度のメニューだったカレーライスなのですが

利用者様からの強いご要望により、毎月登場するようになりました(^^)/

料理長がカレーには人一倍こだわる方なので、私も楽しみで♪

今日も大変美味しくいただきました<m(__)m>

さて、先日「食事は栄養バランスだけでなく、"楽しみ"であることが大切」といった

内容の記事を投稿しましたが、その時に「誤嚥」についても少し触れました。

今回は高齢になると気を付けたい「誤嚥」を詳しくお伝えします!

誤嚥とは、飲み込んだ食べ物や唾液などが、食道ではなく気管に

入ることを言います。

飲み込んだものが気管に入ること自体は、若い健康な人でも起こりますが、

通常はむせるなどして、すぐに体外へ排出されます。

ところが高齢の人になると、ものを排出する力が弱まり、

そのまま気管に入り込んでしまうことがあります。

ものを飲み込んで、口から胃へ運ぶ働きを「嚥下機能」と呼びますが、

誤嚥は、嚥下機能の低下によって起こる「嚥下障害」症状の一つです。

抵抗力や免疫力が弱っている場合、誤嚥による食べ物や唾液などの他に、

口やのどにいる細菌も一緒に肺に入ると、肺の中で細菌が増えてしまい、

誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

誤嚥の主な症状は「むせこみ」ですが、高齢者の場合は気道防御反射が

低下しているため、誤嚥が起こっている最中も咳が出ないケースがあります。

誤嚥が起こっていても気付かない可能性が高いため、

高齢者の食事中は周囲が注意深く見守る必要があります。

その他の誤嚥の症状として、

・痰がからむ

・声がガラガラする

・食べ物が口の中に残る

・体重が減少する

などのサインが見られたら、誤嚥の可能性を疑いましょう。

誤嚥を予防するには、食事の量や硬さ、姿勢を意識し、口腔内のケアを行うことです。

粘度の低いさらさらとした水分や食べ物は誤嚥を引き起こしやすくなるので

少しとろみをつけると良いでしょう。

また、噛む力も弱くなっているので、噛みやすい柔らかさにすることも大切です。

食後は口の中の細菌を増殖させないよう、しっかり口腔ケアしましょう。

口の中に食物のカスが残っていると、歯垢や舌苔となって細菌が繁殖し、

誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

誤嚥をしたときのリスクを減らすために、口の中を常に清潔に保ちましょう。

食事中これまでと少し変わってきたと感じたら、嚥下障害になっている恐れがあります。

上記のことを意識して、トラブルが起きないよう予防と対策をしていきましょう(^^)/

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